FIBA Asia男子一次予選:23日の結果
FIBA Asia男子一次予選の初日23日は、8ゲームが行われました。
日本はアジアランク2位のIran と対戦し、48対86で大敗してしました。ランキング差からしていたしかたないですね。
STATS をみてみると、ターンオーバーがIran は僅かに7回ですが、日本は19回もありました。実力が同等でもこれだけターンオーバーに差があると厳しいですから、格上の相手に対してこれだけミスをしてしまうと勝ち目はないですね。
リバウンドもIran 45回に対し日本は29回と圧倒されています。特に、オフェンスリバウンドが日本は9回なのに対しIran は19回と大きく差があります。これでは防戦一方の展開になってしまいます。
日本は明日以降、ランキングでは下位チームとの対戦になりますので、気持ちの上では余裕を持って臨めることでしょう。ただし、今日のゲームのようにターンオーバーが多いと厳しい展開になることは必至です。落ち着いてプレーして欲しいものです。
C組の韓国対Jordan はアジアランキング3位、4位の戦いでしたが、韓国が87対60で快勝しています。ターンオーバーは韓国17回、Jordan 13回、リバウンドは韓国40回、Jordan 37回で拮抗していますが、Filed Goal 率が韓国の59.3%に対しJordan は29.7%しかありませんでした。Jordan はシュートが決まらず、点差を拡げられてしまった展開です。
Bグル―プではランキングなしのPalestine がアジアランク5位のPhilippines に、75対73で勝利しています。Palestine は1Q で12対27とPhilippines に大差をつけられたものの、2Qでは逆に28対18と点差を詰めました。3Q以降も差を詰めていきますが、終始Philippines がリードのまま、4Qの残り時間18秒に2ポイントシュートを沈めて74対73と逆転し、更にフリースローで1点を加え、75対73としました。Philippines は最後に3ポイントシュートで逆転を狙いましたが、決められず惜敗という、スリリングな展開でした。Philippines にとっては悔いの残る試合でしたね。Palestine の今後の試合が楽しみです。
試合結果と24日以降の対戦は、以下の表のとおりです。
Group A | Iran | Japan | Malaysia | India |
1Iran | - | ○ 86 - 48 | 25日 | 24日 |
2Japan | ● 48 - 86 | - | 24日 | 25日 |
3Malaysia | 25日 | 24日 | - | ● 73 - 102 |
4India | 24日 | 25日 | ○ 102 - 73 | - |
Group B | Philippines | Palestine | Kuwait | Hong Kong |
1Philippines | - | ● 73 - 75 | 25日 | 24日 |
2Palestine | ○ 75 - 73 | - | 24日 | 25日 |
3Kuwait | 25日 | 24日 | - | ● 50 - 87 |
4Hong Kong | 24日 | 25日 | ○ 87 - 50 | - |
Group C | Korea | Jordan | Singapore | China |
1Korea | - | ○ 87 - 60 | 25日 | 24日 |
2Jordan | ● 60-87 | - | 24日 | 25日 |
3Singapore | 25日 | 24日 | - | ● 42 - 91 |
4China | 24日 | 25日 | ○ 91 - 42 | - |
Group D | Chinese Taipei | Lebanon | Qatar | Kazakhstan |
1Chinese Taipei | - | ● 87 - 92 | 25日 | 24日 |
2Lebanon | ○ 92 - 87 | - | 24日 | 25日 |
3Qatar | 25日 | 24日 | - | ○ 79 - 75 |
4Kazakhstan | 24日 | 25日 | ● 75-79 | - |
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